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歯磨き粉はどれを選べばいい?成分別の特徴とおすすめの使い方

ドラッグストアに並ぶ数多くの歯磨き粉。
「どれを買えばいいのか分からない」「子どもに合うものは?」と迷ったことはありませんか?

実は歯磨き粉は、含まれる成分によって予防できる症状や効果が異なります。
今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、成分別の特徴とおすすめの使い方を解説します。

基本の成分と役割
● フッ素(フッ化物)
・虫歯予防の基本成分
・歯の再石灰化を促し、エナメル質を強化
・ほとんどの歯磨き粉に含まれており、大人は1450ppmまで使用可能
👉 虫歯予防を重視するなら必須

● 研磨剤
・歯の表面の汚れや着色を落とす
・ただし研磨力が強すぎると歯や歯ぐきを傷つけることも
👉 着色汚れが気になる方におすすめ(使いすぎには注意)

● 発泡剤
・泡立ちをよくし、口の中全体に成分を広げる
・しっかり磨きたい方は発泡が控えめのタイプを選ぶのも良い

悩み別の有効成分
虫歯予防に
・フッ素(再石灰化促進)
・リン酸カルシウム(歯の修復サポート)

歯周病予防に
・クロルヘキシジン・トリクロサン(抗菌作用)
・イソプロピルメチルフェノール(IPMP)(殺菌成分)
・グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症作用)

知覚過敏に
・硝酸カリウム・乳酸アルミニウム(刺激をブロック)
・歯がしみやすい方に向いている

ホワイトニングケアに
・ポリリン酸ナトリウム(ステイン除去)
・ピロリン酸ナトリウム(歯石沈着防止)
👉 毎日の着色対策に有効

口臭予防に
・ラウロイルサルコシンナトリウム(LSS)(殺菌作用)
・塩化亜鉛(臭いの原因物質を抑える)

歯磨き粉の正しい使い方
1.歯ブラシの長さ程度(1〜2cm)を使用
子どもは米粒大〜グリーンピース大でOK。

2.2〜3分かけて丁寧にブラッシング
成分を歯全体に行き渡らせることが大切です。

3.すすぎは軽く1回だけ
水で何度もゆすぐと、せっかくの有効成分が流れてしまいます。

まとめ
・歯磨き粉は成分によって効果が異なる
・虫歯・歯周病・知覚過敏・ホワイトニング・口臭など目的に合わせて選ぶ
・正しい量・使い方で効果を最大限に引き出す
・迷ったときは歯科医院で相談するのが安心

清澄白河で「歯磨き粉選び」に迷ったらにしざわ歯科クリニックへ

市販の歯磨き粉は種類が多く、選び方に迷う方も多いですが、お口の状態に合ったものを使うことが何より大切です。
当院では、患者さま一人ひとりに合わせたケア方法をご提案しています。

お気軽にご相談ください。

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