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小さな子どもに仕上げ磨きはいつまで必要?

「仕上げ磨きっていつまでしてあげればいいの?」
「小学生になったらもう自分で磨けるのかな?」

子育て中の親御さんからよくいただく質問です。
実は仕上げ磨きは、歯が生えそろった後もしばらく必要であり、子どもの歯の健康を守る大切な習慣です。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、仕上げ磨きの必要性と、やめる目安について解説します。

仕上げ磨きとは?

仕上げ磨きとは、子どもが自分で磨いた後に、親が仕上げとして歯の磨き残しをチェックし、きれいに磨いてあげることです。
子どもは手の器用さが未発達で、自分だけでは細かい部分をきれいにできません。
特に虫歯になりやすい奥歯の溝や歯と歯の間を清潔に保つために欠かせません。

仕上げ磨きは何歳まで必要?
● 目安は「小学校低学年(8〜9歳)頃まで」
子どもがしっかりと自分で磨けるようになるのは、手先の器用さが発達する8〜9歳頃といわれています。
それまでは仕上げ磨きを続けることが推奨されます。

● ただし「個人差」が大きい
歯並び・生活習慣・お口の成長により、自分で磨ける時期は異なります。
歯科医院で「磨き残しチェック」を受け、習熟度に合わせて徐々に仕上げを減らしていくのがおすすめです。

仕上げ磨きをやめるときのチェックポイント

・自分でフロスや歯間ブラシを正しく使えるか
・歯磨きの習慣が毎日きちんと定着しているか
・歯科医院でのプラークチェックで大きな磨き残しがないか

これらをクリアできていれば、仕上げ磨きは卒業の目安になります。

年齢別の仕上げ磨きのポイント
● 幼児期(1〜6歳)
乳歯はエナメル質が薄く、虫歯になりやすい時期。
毎日欠かさず仕上げ磨きを行いましょう。

● 小学校低学年(7〜9歳)
永久歯と乳歯が混在する「混合歯列期」。
奥歯の溝や歯と歯の間が特に磨きにくいので、仕上げ磨きを続けることが大切です。

● 小学校高学年(10歳以降)
基本的に自分で磨けますが、夜だけ親がチェックするなど、サポートを続けると安心です。

まとめ

・仕上げ磨きは8〜9歳頃までが目安
・子ども一人での歯磨きは不十分になりやすい
・歯並びや成長に合わせて、親がサポートを続けることが大切
・歯科医院で定期的にチェックを受け、やめるタイミングを見極めるのがおすすめ

清澄白河で「仕上げ磨きの相談」をするならにしざわ歯科クリニックへ

「いつまで仕上げ磨きをすればいいのか不安」
「子どもが歯磨きを嫌がって困っている」

そんなお悩みは、ぜひ当院にご相談ください。
にしざわ歯科クリニックでは、親子で楽しく続けられる歯磨き習慣をサポートいたします。

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唾液パワーで歯を守る!唾液を増やす食習慣と生活習慣

「口が乾いて歯がしみやすい」
「口臭が気になる」

そんなとき、実は大きな役割を果たしているのが**唾液(だえき)**です。
唾液はただの水分ではなく、お口の健康を守るための天然の万能薬といえる存在です。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、唾液のはたらきと、唾液を増やす食習慣・生活習慣についてご紹介します。

唾液の役割とは?

唾液には、お口の健康を守るための重要な役割がいくつもあります。

自浄作用:食べかすや細菌を洗い流す
抗菌作用:細菌の繁殖を抑える
再石灰化作用:溶けかけた歯を修復して虫歯を防ぐ
潤滑作用:食べ物を飲み込みやすくする
消化作用:でんぷんを分解して消化を助ける

唾液が不足すると、虫歯・歯周病・口臭・嚥下障害(飲み込みにくさ)など、さまざまなトラブルが起きやすくなります。

唾液が減る原因

・加齢による分泌機能の低下
・薬の副作用(高血圧・糖尿病・抗うつ薬など)
・ストレスや緊張
・口呼吸の習慣
・水分不足や脱水

唾液を増やす食習慣
● よく噛んで食べる
噛む回数が増えると、唾液腺が刺激されて分泌が促されます。
特に繊維質の多い野菜(ごぼう・れんこん・キャベツ)や噛み応えのある食材がおすすめです。

● 酸味を取り入れる
レモンや梅干しなどの酸味は、唾液分泌を自然に促します。

● キシリトールガムを噛む
虫歯の原因にならず、唾液分泌をサポートする効果があります。

唾液を増やす生活習慣
● 水分をこまめにとる
脱水は唾液の分泌を減らします。特に睡眠前後や運動時には意識して補給しましょう。

● 唾液腺マッサージ
耳下腺(耳の下)・顎下腺(あごの骨の内側)・舌下腺(舌の下)を優しくマッサージすると唾液の流れがよくなります。

● 鼻呼吸を意識する
口呼吸は口腔乾燥を招きます。鼻づまりがある場合は耳鼻科での治療も検討しましょう。

● ストレス解消・リラックス
自律神経のバランスを整えることで、唾液の分泌も改善されます。

まとめ

・唾液は「天然の虫歯予防薬」であり、お口と全身の健康を守る
・減少の原因は加齢・薬・ストレス・口呼吸など
・よく噛む・酸味・ガム・水分補給・マッサージで唾液量アップ
・口の乾燥が気になるときは歯科医院でのチェックが安心

清澄白河で「唾液不足・口の乾き」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

「口が乾く」「食べ物が飲み込みにくい」「口臭が気になる」などの症状は、唾液不足のサインかもしれません。
にしざわ歯科クリニックでは、唾液チェックから日常生活のアドバイスまで丁寧にサポートしています。

ぜひお気軽にご相談ください。

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親知らずは必ず抜くべき?抜かなくてもいいケースとは

「親知らずは必ず抜かないといけないの?」
「痛みがないから、このまま放置しても大丈夫?」

親知らずは、抜歯するケースもあれば、様子を見てもよいケースもあります。
実は、親知らずの状態や生え方によって、対応は大きく異なるのです。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、親知らずを抜くべきケースと抜かなくてもよいケースについて解説します。

親知らずとは?

親知らずは、前から数えて8番目に位置する「第三大臼歯」のこと。
20歳前後に生えてくることが多く、「智歯(ちし)」とも呼ばれます。

しかし、現代人は顎が小さいため、親知らずが正しく生えずにトラブルを起こすケースが少なくありません。

親知らずを抜いた方がいいケース
1. 横向きや斜めに生えている場合
隣の歯(第二大臼歯)を圧迫し、虫歯や歯周病を引き起こすリスクが高まります。

2. 一部だけ歯ぐきから出ている場合
歯ぐきとの間に汚れが溜まり、**炎症や腫れ(智歯周囲炎)**を繰り返す原因になります。

3. 繰り返し痛みや腫れが出る場合
放置すると炎症が広がり、顎の骨やリンパにまで影響が及ぶことがあります。

4. 噛み合わせや矯正に悪影響を与える場合
歯並びが乱れたり、矯正治療の妨げになることがあります。

抜かなくてもいいケース
1. まっすぐ正常に生えている場合
噛み合わせが良く、清掃もしやすい場合は、無理に抜く必要はありません。

2. 骨や歯ぐきの中に埋まったまま、トラブルがない場合
埋伏歯(まいふくし)といって歯ぐきの下に完全に埋まっている場合、炎症や隣の歯への影響がなければ経過観察でよいこともあります。

3. 高齢で抜歯リスクが大きい場合
抜歯による合併症リスクや回復力を考慮し、症状が出ていなければ経過観察を選ぶこともあります。

抜歯の前に確認すべきこと

親知らずの抜歯は、位置や状態によって難易度が大きく変わります。
特に下の親知らずは、神経や血管に近いケースがあるため、レントゲンやCTでの正確な診断が必須です。

まとめ

・親知らずは必ず抜くわけではなく、状態によって対応が異なる
・横向き・部分的に生えている・繰り返し腫れる場合は抜歯が必要
・正常に生えて清掃できている場合や埋伏してトラブルがない場合は、抜かなくてもよい
・レントゲンやCTで正確に診断することが大切

清澄白河で「親知らず」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

「抜くべきかどうか迷っている」
「腫れや痛みを繰り返している」

そんなときは自己判断せず、歯科医院で診断を受けましょう。
にしざわ歯科クリニックでは、最新の検査機器を用いた正確な診断と、安全性を重視した治療を行っています。

お気軽にご相談ください。

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口臭が気になるときの原因とセルフチェック法

「自分の口臭、大丈夫かな?」
「人と話すときに相手に嫌な思いをさせていないか心配…」

多くの方が気になる「口臭」。実はその大半はお口の中のトラブルに由来しています。
今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、口臭の原因と、自宅でできるセルフチェック法について解説します。

口臭の主な原因

【1. プラーク(歯垢)や歯周病】
お口の中の細菌がタンパク質を分解すると、**硫黄系ガス(揮発性硫黄化合物)**が発生し、強い臭いを放ちます。特に歯周病があると、歯ぐきの炎症や膿により口臭が強くなります。

【2. 舌苔(ぜったい)】
舌の表面に付着する白い汚れ=舌苔は、細菌や食べかすの温床。これも強い口臭の原因になります。

【3. 虫歯・詰め物の不具合】
虫歯の穴や古い詰め物のすき間に汚れが溜まると、臭いが発生しやすくなります。

【4. ドライマウス(口腔乾燥)】
唾液には洗浄作用がありますが、分泌が減ると細菌が繁殖して口臭が強くなります。加齢・薬の副作用・口呼吸なども関係します。

【5. 食生活や全身の影響】
ニンニク・お酒・タバコはもちろん、糖尿病・胃腸の不調・耳鼻科疾患などが原因で口臭が出ることもあります。

自宅でできる!口臭セルフチェック法

● コップチェック
手のひらに息を吐き、すぐに嗅ぐ方法です。ただし慣れてしまうと気づきにくいため、目安程度に。

● コップ法
清潔なコップに息を吐き、しばらくしてから臭いを確認します。

● 舌の色チェック
鏡で舌の表面を確認し、白や黄ばみが多ければ口臭の原因になっている可能性があります。

● デンタルフロスチェック
フロスで歯間を掃除し、その臭いを嗅いでみる方法。歯周病や磨き残しの口臭を知る手がかりになります。

口臭予防のためにできること

・毎日の歯磨き+フロスや歯間ブラシで徹底的にプラーク除去
・舌ブラシやガーゼで舌苔のケア
・水分補給やガムで唾液分泌を促進
・定期的な歯科検診で歯石除去や歯周病の早期治療

まとめ

・口臭の多くはお口の中のトラブル(歯周病・舌苔・虫歯など)が原因
・コップ法・フロスチェックなどで簡単にセルフチェック可能
・予防には正しいケア+歯科医院での定期検診が大切
・気になる場合は歯科での診断・治療で改善が期待できる

清澄白河で「口臭」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

口臭はデリケートなお悩みですが、原因を突き止め、正しくケアすれば改善できます。
「もしかして…」と思ったときが受診のタイミングです。
ぜひお気軽にご相談ください。

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口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)慢性的な口内炎や白い斑点に注意

「口の中に白い模様のようなものがある」
「口内炎がなかなか治らない」

そんなときに疑われる病気のひとつが、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)です。
慢性的に症状が続き、まれに口腔がんに移行するリスクもあるため、注意が必要です。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、口腔扁平苔癬の特徴・原因・治療法について解説します。

口腔扁平苔癬とは?

口腔扁平苔癬(oral lichen planus)は、口の中の粘膜に慢性的な炎症が起きる病気です。
舌・頬の内側・歯ぐきなどに、レース模様や網目状の白い線が現れるのが特徴です。

主な症状
・白いレース状・網目状の斑点
・赤くただれたびらん
・繰り返す口内炎様の症状
・食べ物がしみる・ヒリヒリする

一見すると普通の口内炎に見えることもあり、自己判断では区別が難しい病気です。

なぜ起こるの?

正確な原因はまだ解明されていませんが、自己免疫反応が関係していると考えられています。
また、以下のような因子が症状悪化に関わることがあります。

・ストレス
・歯科用金属(アマルガムなど)による刺激
・高血圧・糖尿病など慢性疾患に関連する薬の副作用
・口腔内の清掃不良

放置するとどうなる?

口腔扁平苔癬は慢性化することが多い病気です。
特に注意すべきは、口腔がん(特に舌がん)に移行するリスクがあるという点です。

すべての症例ががん化するわけではありませんが、長期間の経過観察が必要です。

治療と対策

1. 原因因子の除去
・金属アレルギーが疑われる場合は、金属の詰め物や被せ物を交換
・刺激になる義歯・補綴物の調整

2. 薬物療法
・炎症を抑えるためのステロイド軟膏の塗布
・痛みが強い場合は鎮痛薬の併用

3. 口腔環境の改善
・プラークコントロール(正しい歯磨き・歯石除去)
・アルコールや刺激の強い食品を控える

4. 定期的な経過観察
・数か月ごとの歯科医院でのチェック

必要に応じて口腔外科や大学病院と連携し、病理検査を行うこともあります

まとめ

・口腔扁平苔癬は、口腔内に白いレース状の模様が出る慢性炎症性疾患
・原因は明確ではないが、免疫反応・金属・薬の影響などが関与
・慢性化しやすく、口腔がんに移行するリスクがあるため要注意
・治療は原因除去・薬物療法・口腔環境改善が基本
・定期的な経過観察が何より大切

清澄白河で「口腔扁平苔癬」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

「口内炎がなかなか治らない」
「口の中に白い模様がある」

そんなときは、早めに歯科医院でご相談ください。
にしざわ歯科クリニックでは、患者さま一人ひとりに合わせた診断とケアを行い、必要に応じて専門機関と連携しながら、お口の健康を守ります。

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咬耗症(こうもうしょう)の原因と対策。歯ぎしりや食いしばりが歯を削るメカニズム

「歯が丸くなってきた気がする」
「前歯の先がギザギザになっている」
こうした変化は、咬耗症(こうもうしょう)かもしれません。

咬耗症とは、歯と歯が過剰にこすれ合うことで歯の表面がすり減ってしまう状態を指します。
放置すると歯の形や噛み合わせが変わり、虫歯や歯周病リスクの増加にもつながります。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、咬耗症の原因と予防・治療法について詳しく解説します。

咬耗症とは?

咬耗症(こうもうしょう)とは、歯ぎしり・食いしばり・噛み合わせの不良などで歯がすり減ってしまう病態です。
特に就寝中の歯ぎしりは、自覚しづらい一方で歯に強大な力をかけ続け、咬耗症の大きな原因となります。

【咬耗症の特徴】
・歯の先端や噛み合わせ面が平らになる
・前歯の形が四角く短く見える
・歯の表面に光沢のある摩耗面ができる
・進行すると象牙質が露出し、しみやすくなる

咬耗症の主な原因
【1. 就寝時の歯ぎしり(ブラキシズム)】
睡眠中の無意識な歯ぎしりは、体重の2〜3倍もの力が歯にかかるといわれています。
この強い力が、歯の摩耗を急速に進行させます。

【2. 日中の食いしばり】
仕事中やスポーツ時など、緊張や集中によって歯を強く噛みしめるクセも咬耗の原因になります。

【3. 噛み合わせの不良】
噛み合わせがずれていると、一部の歯に過度な力がかかり、すり減りやすくなります。

【4. 加齢】
長年の咀嚼によって自然に歯がすり減ることもあります。ただし、異常な摩耗は病的とされ、治療や予防が必要です。

咬耗症が引き起こすリスク

知覚過敏:象牙質が露出し、冷たい・熱いものがしみる
歯の破折:弱くなった部分が欠けやすくなる
噛み合わせの乱れ:歯の高さが変わり、顎関節や筋肉に負担
審美的な問題:歯が短くなり、口元が老けて見える

咬耗症の対策・予防法
【1. マウスピース(ナイトガード)】
就寝時に透明なマウスピースを装着することで、歯ぎしりによる摩耗や歯の破折を防ぎます。

【2. 噛み合わせの調整】
必要に応じて、かみ合わせを整える治療を行います。

【3. レジンやセラミックによる修復】
削れすぎた部分には樹脂(レジン)やセラミックで補強することで、見た目と機能を回復します。

【4. 生活習慣の改善】
・日中の食いしばりに気づいたら力を抜く
・ストレス緩和(運動・リラックス法など)
・カフェイン・アルコールの過剰摂取を控える

まとめ
・咬耗症は歯のすり減りで、主な原因は歯ぎしりや食いしばり
・放置すると知覚過敏・破折・噛み合わせの乱れなどのリスクがある
・マウスピースや修復治療、生活習慣改善で予防・改善が可能
・早期に対処することで、歯を長く健康に保てる

清澄白河で「歯のすり減り」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ
歯がすり減るのは自然な加齢現象と思われがちですが、異常な咬耗症は治療と予防が必要です。
気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。

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ブラックトライアングルの原因と見た目・機能への影響

鏡を見たときに、歯と歯の間に黒っぽい三角形のすき間ができているのに気づいたことはありませんか?
これは「ブラックトライアングル」と呼ばれる状態で、見た目だけでなく、お口の健康にも影響を及ぼすことがあります。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、ブラックトライアングルの原因と、その影響、そして改善方法について解説します。

ブラックトライアングルとは?

ブラックトライアングルとは、歯と歯の間の歯ぐき(歯間乳頭)が下がってしまい、黒い三角形のすき間が見える状態を指します。
光が入り込むため「黒い穴」のように見えてしまい、特に前歯で目立ちやすいのが特徴です。

ブラックトライアングルができる原因
1. 歯周病による歯ぐきの後退
歯周病で歯槽骨や歯ぐきが下がると、歯間乳頭が失われてすき間ができます。

2. 加齢による歯ぐきの退縮
年齢とともに歯ぐきが痩せ、歯の根元が見えてくることで隙間が生じます。

3. 矯正治療後の歯の移動
矯正で歯が動いた際に、歯と歯の接触点の形が変わり、すき間が目立つことがあります。

4. 強すぎるブラッシング
歯ぐきを傷つけるような強いブラッシングは、歯肉退縮を進め、ブラックトライアングルの原因になります。

5. もともとの歯の形態
歯の形が細長い・三角形に近い方は、歯間乳頭が埋まりにくく、すき間ができやすい傾向があります。

見た目だけじゃない!ブラックトライアングルの影響
● 審美的な問題
笑ったときにすき間が目立ち、年齢以上に老けた印象を与えることがあります。

● 食べ物が詰まりやすい
すき間があるため、食べかすやプラークがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが上昇します。

● 口臭の原因に
汚れがたまることで細菌が繁殖し、口臭の原因になります。

● 発音への影響
前歯にすき間があることで、息漏れを起こしやすく、発音が不明瞭になることもあります。

改善・予防のための方法
1. 歯周病治療とメンテナンス
歯ぐきが下がる大きな原因は歯周病です。まずは原因をコントロールすることが最優先です。

2. 適切なブラッシング指導
強い力ではなく、やさしく小刻みに磨くことで、歯ぐきを守ることができます。

3. 審美的な改善方法
・歯科用樹脂(レジン)での充填:歯の隙間を自然に補う
・ラミネートベニアやセラミック治療:見た目を整える
・歯ぐきの再生治療:条件が整えば、外科的に歯間乳頭を回復させることも可能

4. 定期検診での予防
一度失った歯ぐきを完全に戻すのは難しいため、早期発見・進行防止が最も大切です。

まとめ

・ブラックトライアングルは、歯と歯の間の歯ぐきが下がることでできる黒いすき間
・主な原因は歯周病、加齢、矯正後の歯の移動、ブラッシング習慣など
・見た目だけでなく、食べ物が詰まりやすい・口臭などのリスクも
・歯周病治療、ブラッシング改善、審美治療で対処可能

清澄白河で「ブラックトライアングル」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

口元の印象を左右するブラックトライアングル。
気になる場合は放置せず、まずは原因を診断することが大切です。

当院では、歯周病治療から審美的な改善方法までトータルでサポートいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。

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歯槽膿漏(しそうのうろう)は昔の病名?今も注意すべき歯周病の進行形態

「歯槽膿漏(しそうのうろう)って、昔よく聞いたけど最近はあまり耳にしない…」
「歯ぐきから血が出るけど、もしかして歯槽膿漏?」

こうしたご相談を受けることがあります。
実は、歯槽膿漏は昔の呼び方で、現在は「歯周病」として診断される病気です。
しかし、その本質は変わらず、進行すれば歯を失う大きな原因となるため、注意が必要です。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、歯槽膿漏と歯周病の関係、そして予防のポイントを解説します。

歯槽膿漏とは?

かつて日本では、歯ぐきが腫れて膿(うみ)が出て、歯がグラグラする状態を「歯槽膿漏」と呼んでいました。
「歯槽」とは歯を支える骨(歯槽骨)のこと、そして「膿漏」とは膿が漏れることを意味します。

つまり、歯槽膿漏=重度に進行した歯周病の状態を指していたのです。

今は「歯周病」という名称が主流

現在は、国際的な歯科医学の基準に合わせて「歯周病」という名称が使われています。
歯周病は進行度に応じて、以下のように分類されます。

歯肉炎:歯ぐきが腫れ、出血が見られる初期段階
歯周炎(軽度〜中等度):歯槽骨が徐々に破壊され、歯が動き始める
重度歯周炎(かつての歯槽膿漏):膿が出たり、歯が大きく動揺し、最終的に歯が抜けてしまう

つまり、歯槽膿漏=重度歯周炎のことを指していたのです。

歯槽膿漏(重度歯周炎)の症状

・歯ぐきから血や膿が出る
・歯がグラグラ動く
・強い口臭がある
・歯ぐきが大きく下がり、歯が長く見える
・噛むと痛みがある

ここまで進行すると、歯を残すことが難しくなるケースも多いため、早期発見が重要です。

放置するとどうなる?

歯槽膿漏(重度歯周炎)を放置すると、歯を支える骨が破壊されてしまい、最終的には自然に歯が抜け落ちることもあります。
さらに近年では、糖尿病・心臓病・脳梗塞・認知症などの全身疾患とも関係が深いことがわかってきています。

今日からできる歯周病予防

1. 毎日の正しいブラッシング
プラーク(歯垢)をためないことが基本。歯と歯ぐきの境目を丁寧に磨きましょう。

2. 歯間ケアの習慣化
歯ブラシだけでは6割程度しか汚れが落ちません。
フロスや歯間ブラシを併用することで予防効果が高まります。

3. 定期的な歯科検診とクリーニング
歯周病は痛みが出にくく、気づいたときには進行していることが多い病気です。
3〜6か月ごとの検診で早期発見・早期対応ができます。

まとめ

・「歯槽膿漏」は昔の呼び方で、現在は歯周病の重度進行形態を指す
・初期段階では自覚症状が少ないため、気づいたときには悪化していることも多い
・放置すると歯を失うだけでなく、全身の健康にも影響する
・正しいセルフケアと定期検診が予防のカギ

清澄白河で「歯槽膿漏・歯周病」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

「昔でいう歯槽膿漏かもしれない」と感じている方は、すぐにご相談ください。
当院では、歯を残すための最適な治療と、再発を防ぐための予防ケアをご提供しています。
口元の健康を守り、将来も自分の歯で噛める生活を一緒に目指しましょう。

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メタルタトゥーって何?差し歯や銀歯で歯茎が黒くなる原因

「差し歯のまわりだけ歯ぐきが黒く見える」
「銀歯を外したら、歯ぐきの色がまだらになっていた」

こうした変色の原因のひとつが、メタルタトゥーです。
口元の印象を左右する審美的な問題ですが、原因を理解し、適切に治療すれば改善できます。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、メタルタトゥーの原因と治療法、予防のポイントをわかりやすく解説します。

メタルタトゥーとは?

メタルタトゥー(metal tattoo)とは、歯科治療に使われた金属の成分が歯ぐきに沈着し、黒や灰色に変色して見える状態をいいます。
見た目がタトゥーのように見えることから、この名前がついています。

なぜ起こるの?
1. 金属の溶け出し
銀歯や金属の差し歯、金属製の土台(メタルコア)から微量の金属イオンが溶け出し、歯ぐきの組織に沈着します。
特に長期間装着している補綴物で起こりやすいです。

2. 補綴物や詰め物の微細な欠け
金属部分が摩耗・欠損すると、細かな金属片が歯ぐきに入り込み、変色を引き起こします。

3. 治療中の金属片の迷入
歯科治療時に削った金属粉が歯ぐきに入り、そのまま残ることでメタルタトゥーになることもあります。

メタルタトゥーと病気の違い

メタルタトゥーは、炎症や痛みを伴わないため、健康上の大きな危険はありません。
しかし、見た目の問題からコンプレックスになる方も多く、審美面での改善治療を希望されるケースが増えています。

メタルタトゥーの治療法
● レーザーや外科的切除
黒くなった歯ぐきの表面を薄く削り、健康な組織を再生させます。
範囲が狭ければ1回の処置で改善することもあります。

● セラミック治療への変更
原因となった金属の差し歯や銀歯を**メタルフリー素材(オールセラミックやジルコニア)**に交換することで、再発を防ぎます。

● 土台(コア)の交換
金属の土台をファイバーコアなどの非金属素材に置き換えることで、歯ぐきへの金属浸出を防ぎます。

再発を防ぐためにできること
・補綴物の素材はメタルフリーを選ぶ
・長期使用の銀歯や差し歯は、定期検診で状態をチェック
・歯ぐきや歯の変色に気づいたら、早めに歯科で相談

まとめ

・メタルタトゥーは歯科金属が歯ぐきに沈着して黒くなる現象
・健康への害は少ないが、見た目の影響が大きい
・原因除去と審美治療で改善・再発予防が可能
・メタルフリー素材の選択が予防のカギ

清澄白河で「歯ぐきの黒ずみ」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

口元の印象は、歯の白さだけでなく歯ぐきの健康的な色でも大きく変わります。
メタルタトゥーや歯ぐきの変色にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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根面う蝕(こんめんうしょく)って何?高齢者に増えている「歯の根元の虫歯」と予防法

「最近、歯の根元が黒っぽくなってきた」
「歯と歯ぐきの境目がしみる」

こうした症状は、根面う蝕(こんめんうしょく)という虫歯の可能性があります。
根面う蝕は、特に中高年から高齢者にかけて増えている歯のトラブルで、通常の虫歯とは発生場所も進行パターンも異なります。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、根面う蝕の特徴と予防法を詳しくご紹介します。

根面う蝕とは?
「根面」とは、歯ぐきに覆われていた歯の根っこの部分のこと。
健康な状態では歯ぐきに守られていますが、加齢や歯周病、強いブラッシングなどで歯ぐきが下がると、象牙質がむき出しになります。

この象牙質は、歯の頭部を覆うエナメル質より柔らかく、酸に弱いのが特徴です。
そのため、一度むき出しになると虫歯菌の酸で簡単に溶け出し、虫歯(根面う蝕)が発生してしまいます。

なぜ高齢者に多いの?
1. 歯ぐきの後退(歯肉退縮)
年齢や歯周病の進行により、歯ぐきが下がりやすくなります。
歯の根元が露出すると、虫歯になりやすい環境が整ってしまいます。

2. 唾液分泌量の減少
加齢や薬の副作用、全身疾患の影響で唾液が減ると、口の中の自浄作用が低下します。

3. 被せ物やブリッジ周囲の清掃不良
補綴物の境目はプラークがたまりやすく、特に歯ぐきが下がっていると根面う蝕の温床になります。

4. 食習慣の変化
高齢になると、やわらかい食品や間食が増え、糖分摂取の機会が多くなる場合があります。

根面う蝕の症状
・歯と歯ぐきの境目が黒っぽく見える
・冷たいもの・甘いものでしみる
・歯の根元が欠けている
・詰め物や被せ物の下で虫歯が進行している

根面う蝕は進行が早く、自覚症状が出にくいため、気づいたときには大きく進んでいることも少なくありません。

放置するとどうなる?
根面う蝕は、歯の根っこ部分まで一気に虫歯が広がるのが特徴です。
進行すると神経まで感染し、根管治療や抜歯が必要になることもあります。
また、高齢者では治療が難しくなるケースも多いため、早期発見・早期治療がとても重要です。

今日からできる!根面う蝕の予防法
1. フッ素の活用
高濃度フッ素配合歯磨き粉(1450ppm)や、歯科医院での定期的なフッ素塗布は、象牙質の耐酸性を高めて虫歯を防ぎます。

2. 正しいブラッシング
柔らかめの歯ブラシで、力を入れすぎず、小刻みに磨きます。
歯と歯ぐきの境目を意識しましょう。

3. 歯間清掃の習慣化
フロスや歯間ブラシを使って、プラークを徹底的に除去します。
特にブリッジや入れ歯の周囲は汚れが残りやすいポイントです。

4. 唾液分泌の促進
キシリトールガムを噛む、水分をこまめにとる、口腔マッサージなどで唾液量を増やしましょう。

5. 定期検診で早期発見
根面う蝕は進行が早いため、3〜6カ月ごとの定期検診が予防のカギになります。

まとめ
・根面う蝕は歯の根元にできる虫歯で、高齢者に多い
・歯ぐきの後退や唾液減少が主な原因
・進行が早く、自覚症状が少ないため早期発見が重要
・フッ素・正しいブラッシング・歯間清掃・定期検診が予防の柱

清澄白河で「根面う蝕」の予防・治療ならにしざわ歯科クリニックへ

歯の根元の虫歯は、早めに対応することで歯を長く守ることができます。
当院では、予防から治療までトータルでサポートしています。
気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご来院ください。

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