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口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)慢性的な口内炎や白い斑点に注意

「口の中に白い模様のようなものがある」
「口内炎がなかなか治らない」

そんなときに疑われる病気のひとつが、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)です。
慢性的に症状が続き、まれに口腔がんに移行するリスクもあるため、注意が必要です。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、口腔扁平苔癬の特徴・原因・治療法について解説します。

口腔扁平苔癬とは?

口腔扁平苔癬(oral lichen planus)は、口の中の粘膜に慢性的な炎症が起きる病気です。
舌・頬の内側・歯ぐきなどに、レース模様や網目状の白い線が現れるのが特徴です。

主な症状
・白いレース状・網目状の斑点
・赤くただれたびらん
・繰り返す口内炎様の症状
・食べ物がしみる・ヒリヒリする

一見すると普通の口内炎に見えることもあり、自己判断では区別が難しい病気です。

なぜ起こるの?

正確な原因はまだ解明されていませんが、自己免疫反応が関係していると考えられています。
また、以下のような因子が症状悪化に関わることがあります。

・ストレス
・歯科用金属(アマルガムなど)による刺激
・高血圧・糖尿病など慢性疾患に関連する薬の副作用
・口腔内の清掃不良

放置するとどうなる?

口腔扁平苔癬は慢性化することが多い病気です。
特に注意すべきは、口腔がん(特に舌がん)に移行するリスクがあるという点です。

すべての症例ががん化するわけではありませんが、長期間の経過観察が必要です。

治療と対策

1. 原因因子の除去
・金属アレルギーが疑われる場合は、金属の詰め物や被せ物を交換
・刺激になる義歯・補綴物の調整

2. 薬物療法
・炎症を抑えるためのステロイド軟膏の塗布
・痛みが強い場合は鎮痛薬の併用

3. 口腔環境の改善
・プラークコントロール(正しい歯磨き・歯石除去)
・アルコールや刺激の強い食品を控える

4. 定期的な経過観察
・数か月ごとの歯科医院でのチェック

必要に応じて口腔外科や大学病院と連携し、病理検査を行うこともあります

まとめ

・口腔扁平苔癬は、口腔内に白いレース状の模様が出る慢性炎症性疾患
・原因は明確ではないが、免疫反応・金属・薬の影響などが関与
・慢性化しやすく、口腔がんに移行するリスクがあるため要注意
・治療は原因除去・薬物療法・口腔環境改善が基本
・定期的な経過観察が何より大切

清澄白河で「口腔扁平苔癬」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

「口内炎がなかなか治らない」
「口の中に白い模様がある」

そんなときは、早めに歯科医院でご相談ください。
にしざわ歯科クリニックでは、患者さま一人ひとりに合わせた診断とケアを行い、必要に応じて専門機関と連携しながら、お口の健康を守ります。

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咬耗症(こうもうしょう)の原因と対策。歯ぎしりや食いしばりが歯を削るメカニズム

「歯が丸くなってきた気がする」
「前歯の先がギザギザになっている」
こうした変化は、咬耗症(こうもうしょう)かもしれません。

咬耗症とは、歯と歯が過剰にこすれ合うことで歯の表面がすり減ってしまう状態を指します。
放置すると歯の形や噛み合わせが変わり、虫歯や歯周病リスクの増加にもつながります。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、咬耗症の原因と予防・治療法について詳しく解説します。

咬耗症とは?

咬耗症(こうもうしょう)とは、歯ぎしり・食いしばり・噛み合わせの不良などで歯がすり減ってしまう病態です。
特に就寝中の歯ぎしりは、自覚しづらい一方で歯に強大な力をかけ続け、咬耗症の大きな原因となります。

【咬耗症の特徴】
・歯の先端や噛み合わせ面が平らになる
・前歯の形が四角く短く見える
・歯の表面に光沢のある摩耗面ができる
・進行すると象牙質が露出し、しみやすくなる

咬耗症の主な原因
【1. 就寝時の歯ぎしり(ブラキシズム)】
睡眠中の無意識な歯ぎしりは、体重の2〜3倍もの力が歯にかかるといわれています。
この強い力が、歯の摩耗を急速に進行させます。

【2. 日中の食いしばり】
仕事中やスポーツ時など、緊張や集中によって歯を強く噛みしめるクセも咬耗の原因になります。

【3. 噛み合わせの不良】
噛み合わせがずれていると、一部の歯に過度な力がかかり、すり減りやすくなります。

【4. 加齢】
長年の咀嚼によって自然に歯がすり減ることもあります。ただし、異常な摩耗は病的とされ、治療や予防が必要です。

咬耗症が引き起こすリスク

知覚過敏:象牙質が露出し、冷たい・熱いものがしみる
歯の破折:弱くなった部分が欠けやすくなる
噛み合わせの乱れ:歯の高さが変わり、顎関節や筋肉に負担
審美的な問題:歯が短くなり、口元が老けて見える

咬耗症の対策・予防法
【1. マウスピース(ナイトガード)】
就寝時に透明なマウスピースを装着することで、歯ぎしりによる摩耗や歯の破折を防ぎます。

【2. 噛み合わせの調整】
必要に応じて、かみ合わせを整える治療を行います。

【3. レジンやセラミックによる修復】
削れすぎた部分には樹脂(レジン)やセラミックで補強することで、見た目と機能を回復します。

【4. 生活習慣の改善】
・日中の食いしばりに気づいたら力を抜く
・ストレス緩和(運動・リラックス法など)
・カフェイン・アルコールの過剰摂取を控える

まとめ
・咬耗症は歯のすり減りで、主な原因は歯ぎしりや食いしばり
・放置すると知覚過敏・破折・噛み合わせの乱れなどのリスクがある
・マウスピースや修復治療、生活習慣改善で予防・改善が可能
・早期に対処することで、歯を長く健康に保てる

清澄白河で「歯のすり減り」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ
歯がすり減るのは自然な加齢現象と思われがちですが、異常な咬耗症は治療と予防が必要です。
気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。

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ブラックトライアングルの原因と見た目・機能への影響

鏡を見たときに、歯と歯の間に黒っぽい三角形のすき間ができているのに気づいたことはありませんか?
これは「ブラックトライアングル」と呼ばれる状態で、見た目だけでなく、お口の健康にも影響を及ぼすことがあります。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、ブラックトライアングルの原因と、その影響、そして改善方法について解説します。

ブラックトライアングルとは?

ブラックトライアングルとは、歯と歯の間の歯ぐき(歯間乳頭)が下がってしまい、黒い三角形のすき間が見える状態を指します。
光が入り込むため「黒い穴」のように見えてしまい、特に前歯で目立ちやすいのが特徴です。

ブラックトライアングルができる原因
1. 歯周病による歯ぐきの後退
歯周病で歯槽骨や歯ぐきが下がると、歯間乳頭が失われてすき間ができます。

2. 加齢による歯ぐきの退縮
年齢とともに歯ぐきが痩せ、歯の根元が見えてくることで隙間が生じます。

3. 矯正治療後の歯の移動
矯正で歯が動いた際に、歯と歯の接触点の形が変わり、すき間が目立つことがあります。

4. 強すぎるブラッシング
歯ぐきを傷つけるような強いブラッシングは、歯肉退縮を進め、ブラックトライアングルの原因になります。

5. もともとの歯の形態
歯の形が細長い・三角形に近い方は、歯間乳頭が埋まりにくく、すき間ができやすい傾向があります。

見た目だけじゃない!ブラックトライアングルの影響
● 審美的な問題
笑ったときにすき間が目立ち、年齢以上に老けた印象を与えることがあります。

● 食べ物が詰まりやすい
すき間があるため、食べかすやプラークがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが上昇します。

● 口臭の原因に
汚れがたまることで細菌が繁殖し、口臭の原因になります。

● 発音への影響
前歯にすき間があることで、息漏れを起こしやすく、発音が不明瞭になることもあります。

改善・予防のための方法
1. 歯周病治療とメンテナンス
歯ぐきが下がる大きな原因は歯周病です。まずは原因をコントロールすることが最優先です。

2. 適切なブラッシング指導
強い力ではなく、やさしく小刻みに磨くことで、歯ぐきを守ることができます。

3. 審美的な改善方法
・歯科用樹脂(レジン)での充填:歯の隙間を自然に補う
・ラミネートベニアやセラミック治療:見た目を整える
・歯ぐきの再生治療:条件が整えば、外科的に歯間乳頭を回復させることも可能

4. 定期検診での予防
一度失った歯ぐきを完全に戻すのは難しいため、早期発見・進行防止が最も大切です。

まとめ

・ブラックトライアングルは、歯と歯の間の歯ぐきが下がることでできる黒いすき間
・主な原因は歯周病、加齢、矯正後の歯の移動、ブラッシング習慣など
・見た目だけでなく、食べ物が詰まりやすい・口臭などのリスクも
・歯周病治療、ブラッシング改善、審美治療で対処可能

清澄白河で「ブラックトライアングル」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

口元の印象を左右するブラックトライアングル。
気になる場合は放置せず、まずは原因を診断することが大切です。

当院では、歯周病治療から審美的な改善方法までトータルでサポートいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。

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歯槽膿漏(しそうのうろう)は昔の病名?今も注意すべき歯周病の進行形態

「歯槽膿漏(しそうのうろう)って、昔よく聞いたけど最近はあまり耳にしない…」
「歯ぐきから血が出るけど、もしかして歯槽膿漏?」

こうしたご相談を受けることがあります。
実は、歯槽膿漏は昔の呼び方で、現在は「歯周病」として診断される病気です。
しかし、その本質は変わらず、進行すれば歯を失う大きな原因となるため、注意が必要です。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、歯槽膿漏と歯周病の関係、そして予防のポイントを解説します。

歯槽膿漏とは?

かつて日本では、歯ぐきが腫れて膿(うみ)が出て、歯がグラグラする状態を「歯槽膿漏」と呼んでいました。
「歯槽」とは歯を支える骨(歯槽骨)のこと、そして「膿漏」とは膿が漏れることを意味します。

つまり、歯槽膿漏=重度に進行した歯周病の状態を指していたのです。

今は「歯周病」という名称が主流

現在は、国際的な歯科医学の基準に合わせて「歯周病」という名称が使われています。
歯周病は進行度に応じて、以下のように分類されます。

歯肉炎:歯ぐきが腫れ、出血が見られる初期段階
歯周炎(軽度〜中等度):歯槽骨が徐々に破壊され、歯が動き始める
重度歯周炎(かつての歯槽膿漏):膿が出たり、歯が大きく動揺し、最終的に歯が抜けてしまう

つまり、歯槽膿漏=重度歯周炎のことを指していたのです。

歯槽膿漏(重度歯周炎)の症状

・歯ぐきから血や膿が出る
・歯がグラグラ動く
・強い口臭がある
・歯ぐきが大きく下がり、歯が長く見える
・噛むと痛みがある

ここまで進行すると、歯を残すことが難しくなるケースも多いため、早期発見が重要です。

放置するとどうなる?

歯槽膿漏(重度歯周炎)を放置すると、歯を支える骨が破壊されてしまい、最終的には自然に歯が抜け落ちることもあります。
さらに近年では、糖尿病・心臓病・脳梗塞・認知症などの全身疾患とも関係が深いことがわかってきています。

今日からできる歯周病予防

1. 毎日の正しいブラッシング
プラーク(歯垢)をためないことが基本。歯と歯ぐきの境目を丁寧に磨きましょう。

2. 歯間ケアの習慣化
歯ブラシだけでは6割程度しか汚れが落ちません。
フロスや歯間ブラシを併用することで予防効果が高まります。

3. 定期的な歯科検診とクリーニング
歯周病は痛みが出にくく、気づいたときには進行していることが多い病気です。
3〜6か月ごとの検診で早期発見・早期対応ができます。

まとめ

・「歯槽膿漏」は昔の呼び方で、現在は歯周病の重度進行形態を指す
・初期段階では自覚症状が少ないため、気づいたときには悪化していることも多い
・放置すると歯を失うだけでなく、全身の健康にも影響する
・正しいセルフケアと定期検診が予防のカギ

清澄白河で「歯槽膿漏・歯周病」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

「昔でいう歯槽膿漏かもしれない」と感じている方は、すぐにご相談ください。
当院では、歯を残すための最適な治療と、再発を防ぐための予防ケアをご提供しています。
口元の健康を守り、将来も自分の歯で噛める生活を一緒に目指しましょう。

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メタルタトゥーって何?差し歯や銀歯で歯茎が黒くなる原因

「差し歯のまわりだけ歯ぐきが黒く見える」
「銀歯を外したら、歯ぐきの色がまだらになっていた」

こうした変色の原因のひとつが、メタルタトゥーです。
口元の印象を左右する審美的な問題ですが、原因を理解し、適切に治療すれば改善できます。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、メタルタトゥーの原因と治療法、予防のポイントをわかりやすく解説します。

メタルタトゥーとは?

メタルタトゥー(metal tattoo)とは、歯科治療に使われた金属の成分が歯ぐきに沈着し、黒や灰色に変色して見える状態をいいます。
見た目がタトゥーのように見えることから、この名前がついています。

なぜ起こるの?
1. 金属の溶け出し
銀歯や金属の差し歯、金属製の土台(メタルコア)から微量の金属イオンが溶け出し、歯ぐきの組織に沈着します。
特に長期間装着している補綴物で起こりやすいです。

2. 補綴物や詰め物の微細な欠け
金属部分が摩耗・欠損すると、細かな金属片が歯ぐきに入り込み、変色を引き起こします。

3. 治療中の金属片の迷入
歯科治療時に削った金属粉が歯ぐきに入り、そのまま残ることでメタルタトゥーになることもあります。

メタルタトゥーと病気の違い

メタルタトゥーは、炎症や痛みを伴わないため、健康上の大きな危険はありません。
しかし、見た目の問題からコンプレックスになる方も多く、審美面での改善治療を希望されるケースが増えています。

メタルタトゥーの治療法
● レーザーや外科的切除
黒くなった歯ぐきの表面を薄く削り、健康な組織を再生させます。
範囲が狭ければ1回の処置で改善することもあります。

● セラミック治療への変更
原因となった金属の差し歯や銀歯を**メタルフリー素材(オールセラミックやジルコニア)**に交換することで、再発を防ぎます。

● 土台(コア)の交換
金属の土台をファイバーコアなどの非金属素材に置き換えることで、歯ぐきへの金属浸出を防ぎます。

再発を防ぐためにできること
・補綴物の素材はメタルフリーを選ぶ
・長期使用の銀歯や差し歯は、定期検診で状態をチェック
・歯ぐきや歯の変色に気づいたら、早めに歯科で相談

まとめ

・メタルタトゥーは歯科金属が歯ぐきに沈着して黒くなる現象
・健康への害は少ないが、見た目の影響が大きい
・原因除去と審美治療で改善・再発予防が可能
・メタルフリー素材の選択が予防のカギ

清澄白河で「歯ぐきの黒ずみ」が気になる方はにしざわ歯科クリニックへ

口元の印象は、歯の白さだけでなく歯ぐきの健康的な色でも大きく変わります。
メタルタトゥーや歯ぐきの変色にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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根面う蝕(こんめんうしょく)って何?高齢者に増えている「歯の根元の虫歯」と予防法

「最近、歯の根元が黒っぽくなってきた」
「歯と歯ぐきの境目がしみる」

こうした症状は、根面う蝕(こんめんうしょく)という虫歯の可能性があります。
根面う蝕は、特に中高年から高齢者にかけて増えている歯のトラブルで、通常の虫歯とは発生場所も進行パターンも異なります。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、根面う蝕の特徴と予防法を詳しくご紹介します。

根面う蝕とは?
「根面」とは、歯ぐきに覆われていた歯の根っこの部分のこと。
健康な状態では歯ぐきに守られていますが、加齢や歯周病、強いブラッシングなどで歯ぐきが下がると、象牙質がむき出しになります。

この象牙質は、歯の頭部を覆うエナメル質より柔らかく、酸に弱いのが特徴です。
そのため、一度むき出しになると虫歯菌の酸で簡単に溶け出し、虫歯(根面う蝕)が発生してしまいます。

なぜ高齢者に多いの?
1. 歯ぐきの後退(歯肉退縮)
年齢や歯周病の進行により、歯ぐきが下がりやすくなります。
歯の根元が露出すると、虫歯になりやすい環境が整ってしまいます。

2. 唾液分泌量の減少
加齢や薬の副作用、全身疾患の影響で唾液が減ると、口の中の自浄作用が低下します。

3. 被せ物やブリッジ周囲の清掃不良
補綴物の境目はプラークがたまりやすく、特に歯ぐきが下がっていると根面う蝕の温床になります。

4. 食習慣の変化
高齢になると、やわらかい食品や間食が増え、糖分摂取の機会が多くなる場合があります。

根面う蝕の症状
・歯と歯ぐきの境目が黒っぽく見える
・冷たいもの・甘いものでしみる
・歯の根元が欠けている
・詰め物や被せ物の下で虫歯が進行している

根面う蝕は進行が早く、自覚症状が出にくいため、気づいたときには大きく進んでいることも少なくありません。

放置するとどうなる?
根面う蝕は、歯の根っこ部分まで一気に虫歯が広がるのが特徴です。
進行すると神経まで感染し、根管治療や抜歯が必要になることもあります。
また、高齢者では治療が難しくなるケースも多いため、早期発見・早期治療がとても重要です。

今日からできる!根面う蝕の予防法
1. フッ素の活用
高濃度フッ素配合歯磨き粉(1450ppm)や、歯科医院での定期的なフッ素塗布は、象牙質の耐酸性を高めて虫歯を防ぎます。

2. 正しいブラッシング
柔らかめの歯ブラシで、力を入れすぎず、小刻みに磨きます。
歯と歯ぐきの境目を意識しましょう。

3. 歯間清掃の習慣化
フロスや歯間ブラシを使って、プラークを徹底的に除去します。
特にブリッジや入れ歯の周囲は汚れが残りやすいポイントです。

4. 唾液分泌の促進
キシリトールガムを噛む、水分をこまめにとる、口腔マッサージなどで唾液量を増やしましょう。

5. 定期検診で早期発見
根面う蝕は進行が早いため、3〜6カ月ごとの定期検診が予防のカギになります。

まとめ
・根面う蝕は歯の根元にできる虫歯で、高齢者に多い
・歯ぐきの後退や唾液減少が主な原因
・進行が早く、自覚症状が少ないため早期発見が重要
・フッ素・正しいブラッシング・歯間清掃・定期検診が予防の柱

清澄白河で「根面う蝕」の予防・治療ならにしざわ歯科クリニックへ

歯の根元の虫歯は、早めに対応することで歯を長く守ることができます。
当院では、予防から治療までトータルでサポートしています。
気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご来院ください。

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フッ素って本当に安全?子どもから大人まで、フッ素で虫歯を効果的に予防しよう

「フッ素は虫歯予防にいいと聞くけど、なんとなく不安…」
「子どもに使っても大丈夫?」
そんな声を耳にすることがあります。

実は、フッ素は世界中の歯科医師が信頼を寄せる、最も科学的根拠のある虫歯予防法の一つです。
正しく使えば、大人にも子どもにも効果的で、安全性も非常に高いことが証明されています。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、フッ素の働き・安全性・年齢別の活用方法について詳しくご紹介します。

フッ素って何?どんな働きをするの?
フッ素(フッ化物)は、自然界にも存在するミネラルの一種で、海産物やお茶などにも含まれています。
歯に対しては、以下のような3つの大きな働きがあります。

1. 再石灰化を促進する
虫歯になりかけて脱灰したエナメル質を修復する、歯の自然治癒力をサポートします。

2. 歯質を強くする
歯の表面に取り込まれると、酸に強い構造(フルオロアパタイト)に変化し、虫歯になりにくくなります。

3. 虫歯菌の活動を抑制する
虫歯菌が酸を出す働きを抑えることで、虫歯の原因そのものにアプローチします。

フッ素は「安全」なの?という疑問に答えます
● 適切な濃度と使用量であれば、非常に安全です
世界中の研究やガイドラインで、フッ素の虫歯予防効果と安全性は広く認められています。

日本でも、厚生労働省や日本歯科医師会がフッ素利用を推奨しています。
特に「歯磨き粉のフッ素濃度」「フッ素塗布の頻度」など、年齢に応じた使用基準が設けられているため、正しく使えば副作用の心配はほとんどありません。

● フッ素の過剰摂取=「フッ素症」には注意が必要
ただし、**幼少期に極端に多量のフッ素を取り入れると、歯の表面に白い斑点が出る「歯のフッ素症」**が起こることがあります。

そのため、子どもの場合は年齢に合った量・濃度を守ることが大切です。

年齢別:フッ素の効果的な使い方
【乳幼児〜小学生】
・1歳〜2歳:500ppmの歯磨き剤を“米粒大”
・3歳〜5歳:500〜1000ppmを“グリーンピース大”
・6歳〜:1000ppm以上の歯磨き剤を使用可能

うがいが難しい年齢では、飲み込まないよう少量を使用し、保護者の仕上げ磨きが必須です。
また、3〜6か月に一度の歯科医院でのフッ素塗布も非常に効果的です。

【中高生〜大人】
・市販の1450ppmのフッ素配合歯磨き粉を使用
・歯磨き後は軽く1回だけゆすぐ(少量の水で)ことで、フッ素の残留効果を高められます

虫歯リスクが高い方や矯正治療中の方には、高濃度フッ素の洗口液の併用もおすすめです。

フッ素塗布は歯科医院で定期的に
市販の歯磨き粉でもフッ素を取り入れることはできますが、歯科医院での「フッ素塗布」は高濃度・専門的なケアとして、さらに効果が高まります。

まとめ:フッ素は「予防の味方」
・フッ素は「再石灰化」「歯の強化」「虫歯菌の抑制」の3つの効果
・世界的に安全性が認められており、年齢ごとに適切な使用を
・歯科医院での高濃度フッ素塗布は特に効果的
・子どもから大人まで、虫歯ゼロを目指すならフッ素を正しく活用!

清澄白河で虫歯予防を考えるならにしざわ歯科クリニックでフッ素ケアを!

「フッ素って不安…」「子どもにどう使えばいいの?」という疑問も、当院で丁寧にご説明いたします。
にしざわ歯科クリニックでは、お子さまの成長段階に応じたフッ素塗布プランや、大人向けのホームケア指導もご用意しています。
予防の第一歩として、ぜひお気軽にご相談ください。

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知覚過敏、諦めないで!歯がしみる原因と今日からできるやさしいケア

「冷たい水が歯にしみる」
「風が当たるだけでもズキッとする」
そんな症状がある方、それは“知覚過敏(ちかくかびん)”かもしれません。

「もう年だから仕方ない」「虫歯じゃないなら我慢しよう」――
そんなふうに諦めてしまっていませんか?

実は、知覚過敏は原因を突き止めて、正しいケアをすれば改善できることが多い症状です。

今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、知覚過敏のメカニズムとセルフケア、そして歯科での対応についてわかりやすくご紹介します。

知覚過敏とは?
知覚過敏は、正式には「象牙質知覚過敏」と呼ばれます。
歯の表面にあるエナメル質が削れたり、歯ぐきが下がってしまったりすることで、内部の“象牙質”がむき出しになり、刺激に敏感になる状態です。

象牙質には神経に通じる細かい管(象牙細管)がたくさん走っており、ここに冷たい・熱い・風などの刺激が伝わると、「キーン」としみる痛みが起こります。

歯がしみる!主な原因5つ
1. 歯ぎしり・食いしばり
無意識の強い噛みしめで、歯の表面が摩耗し、エナメル質が削れて象牙質が露出します。

2. 間違ったブラッシング
力を入れすぎた歯磨きや硬すぎる歯ブラシの使用で、歯の根元(くさび状欠損)に傷がつきやすくなります。

3. 歯ぐきが下がる(歯周病や加齢)
歯ぐきが下がることで、本来見えていなかった歯の根元部分(象牙質)が露出し、しみやすくなります。

4. ホワイトニングやクリーニングの影響
ホワイトニング直後や歯石取りの後は、一時的に歯が敏感になることがあります。

5. 酸性の飲食物の過剰摂取
炭酸飲料や酢の物、柑橘類などの摂りすぎは、歯の表面を酸で溶かし(酸蝕症)、知覚過敏を引き起こします。

知覚過敏は「虫歯」や「神経のトラブル」とは違うの?
しみる=虫歯、と思いがちですが、知覚過敏は虫歯や神経の炎症とは異なるメカニズムです。
ただし、見た目では見分けがつきにくいため、しみる症状がある場合は一度歯科医院で診断を受けることが大切です。

今日からできる!やさしいセルフケア
● 柔らかめの歯ブラシに変える
毛の硬い歯ブラシは、歯ぐきや歯の表面を傷つけやすくなります。

● 力を入れすぎない「なでるような」ブラッシング
ゴシゴシではなく、小刻みに軽く磨くことが大切です。

● 知覚過敏用の歯磨き粉を使う
「硝酸カリウム」や「乳酸アルミニウム」などの成分が神経への刺激をブロックし、しみる症状を緩和します。
※効果が出るまでに数日〜数週間かかることがあります。

● 冷たい物・酸っぱい物の摂りすぎに注意
刺激物を控えることで、象牙質へのダメージを減らせます。

歯科医院でできる専門的な対処
知覚過敏の程度が強い場合や、セルフケアで改善しない場合は、以下のような処置が有効です。

● 専用のコーティング材で刺激をブロック
象牙質に薬剤を塗布して、刺激の通り道をふさぐ方法です。即効性があります。

● 詰め物による修復
歯の根元が削れている場合は、樹脂(レジン)で補うことでしみるのを防げます。

● マウスピース(ナイトガード)
歯ぎしり・食いしばりが原因の場合、夜間に装着することで摩耗を防止できます。

知覚過敏は「がまん」する時代ではありません
「痛いけど、虫歯じゃないから放置」
「毎日しみるのは仕方ない」――そんな風に我慢してしまうと、歯の表面がさらに削れて悪化したり、他のトラブルの原因になることもあります。

早めの対処で、多くのケースは改善します。
あなたの「しみる」に合った治療やケアを、私たちが一緒に考えます。

まとめ:しみる歯には、ちゃんと理由がある!
・知覚過敏は象牙質が露出して刺激が伝わることで起きる
・歯ぎしり・強すぎるブラッシング・歯ぐきの後退などが主な原因
・セルフケアと歯科での処置を組み合わせることで、改善が期待できる

放置せず、早めの受診を!

清澄白河で「しみる歯」のご相談ならにしざわ歯科クリニックへ!

冷たいものがしみる、歯磨きがつらい――そんなお悩みを我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。
患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせた丁寧な診断とケアプランをご提案いたします。

知覚過敏は、正しいケアで快適な毎日を取り戻せる症状です。
あなたの「しみる」、一緒に解決しましょう!

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お盆期間の診療に関しまして

にしざわ歯科クリニックは、夏季休暇などは臨時のお休みはございません。お盆期間中も通常通り診療しております。どうぞよろしくお願いいたします。

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意外と知らない?!歯ブラシの交換時期と正しい選び方

「いつ歯ブラシを交換しましたか?」
そう聞かれて、すぐに答えられますか?
実は、多くの方が歯ブラシを“使いすぎ”ていることをご存じでしょうか。

毎日の歯磨きをいくら丁寧にしていても、歯ブラシの状態が悪ければその効果は半減してしまいます。
今回は、清澄白河の歯医者さん「にしざわ歯科クリニック」が、歯ブラシの正しい交換タイミングと選び方のポイントをわかりやすく解説します。

歯ブラシの寿命は「1カ月」が目安
歯ブラシは毎日使うことで、毛先が少しずつ開いてきたり、弾力が失われていきます。

一般的な目安:
・1日2~3回の使用で約1カ月
・毛先が広がってきたら即交換

毛先が開いてしまった歯ブラシでは、歯や歯ぐきにうまくフィットせず、汚れが十分に落ちません。
しかも、開いた歯ブラシではプラーク除去率が約4割も低下するという研究結果もあります。
見た目に変化がなくても、1カ月ごとの交換を習慣にすることが理想的です。

歯ブラシが古くなると起こるトラブルとは?
● 磨き残しが増える
特に歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏など、繊細な部分に毛先が届かなくなります。

● 歯ぐきを傷つける
コシがなくなった毛先は、うまくしなって歯ぐきに沿わないため、強く押し当ててしまいがち。これが歯ぐきの炎症や後退の原因になります。

● 雑菌が繁殖しやすくなる
濡れた状態が続く歯ブラシは、使い続けるほどに細菌の温床になりやすくなります。

正しい歯ブラシの「選び方」3つのポイント
1. 毛の硬さは「ふつう」または「やわらかめ」が基本
硬すぎる歯ブラシは歯ぐきを傷つけやすく、やわらかすぎると汚れが落ちにくいことも。
「ふつう」または、歯ぐきが敏感な方は「やわらかめ」がおすすめです。

2. ヘッドは小さめの方が丁寧に磨ける
大きすぎるヘッドは、奥歯や歯の裏側に届きにくくなります。
「前歯2本分」くらいのコンパクトヘッドが、小回りがきいて磨きやすいです。

3. 持ちやすさも大切
滑りにくく、適度な太さで持ちやすい柄を選ぶことで、力加減の調整がしやすくなり、磨き残しや押しつけすぎを防げます。

電動歯ブラシも「ブラシ部分の交換」が重要!
電動歯ブラシを使っている方も、ブラシ部分は消耗品です。
メーカーにもよりますが、1.5〜3カ月を目安に交換しましょう。

また、正しい使い方や当て方をしないと、かえって歯や歯ぐきを傷つけてしまうこともあるため注意が必要です。
ご自身に合った電動歯ブラシの使い方が気になる方は、ぜひ当院にご相談ください。

歯ブラシ選びも、歯科医院でアドバイスできます
「どの歯ブラシを選べばいいかわからない」

「自分に合ったものが見つからない」
そんなときは、ぜひにしざわ歯科クリニックへご相談ください。

当院では、患者さんの

・歯並び
・歯ぐきの状態
・利き手・力の入り方

などを考慮し、一人ひとりに合ったケアグッズや磨き方をアドバイスしています。

まとめ:正しい道具で、正しいケアを!
・歯ブラシは1カ月ごとの交換が理想
・毛先が開いたら即交換!
・毛の硬さ・ヘッドの大きさ・持ちやすさに注目
・電動歯ブラシも定期的なブラシ交換が必要
・自分に合った歯ブラシ選びは、歯科医院でアドバイスを

清澄白河で歯磨き指導・ケア用品の相談ならにしざわ歯科クリニックへ!

歯ブラシは「消耗品」であり、毎日のケアの質を左右する大切な道具です。
選び方・使い方・交換タイミングまで見直すことで、虫歯・歯周病予防の効果は大きく変わってきます。

自分の歯を守る“武器”として、正しい歯ブラシを選びましょう。
にしざわ歯科クリニックでは、お口の状態に合わせた最適なケア方法を一緒に考えていきます。

お気軽にご相談ください!

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